日本に棲息するダニは、世界中に棲息するといわれている約2万種類のダニの内、わずか5種類だといわれています。

そして、それらのダニはアレルギーの元となり私達を悩ませますが、命に関わることはないといわれています。

とはいうものの、中には命を落としかねない感染症の原因になるダニがいるのも事実の様です。

ダニによる熱が出る症状について調べてみます。

ダニ 熱 症状

ダニによる熱が出る感染症

感染症を引き起こすと、たいていの場合、様々な症状と一緒に、高熱が出る様です。

その感染症を引き起こすダニは、「マダニ」とダニの一種である「ツツガムシ」と分かっているそうです。

重症熱性血小板減少症候群(SFTSウイルス)

重症熱性血小板減少症候群は、SFTSウイルスを持つマダニに刺されることで感染する様です。

症状は、

  • 原因の分からない高い熱
  • 胃腸の異常(食欲不振や下痢や腹痛など)
  • 頭痛
  • 筋肉痛
  • 脳からの命令異常(意識の障害、けいれんなど)
  • 呼吸の異常(息苦しさや咳など)
  • 出血の異常(皮膚の内出血や下血など)

など様々現われ、重症に陥ると、命さえ落とす危険性があります。

日本紅斑熱:リケッチア・ジャポニカ(日本名:日本紅斑熱リケッチア)

日本紅斑熱は、この細菌を持つマダニに刺されて感染するそうです。

症状は、

  • 高い熱
  • 湿疹が出る
  • ダニの刺し傷(赤くなり、腫れて刺された口はかさぶたになる)

などが現われ、重症ともなると、命を落とす自体になりかねません。

ツツガムシ病:オリエンチア・ツツガムシ(日本名:ツツガムシ病リケッチア)

ツツガムシ病は、ツツガムシ病の病原体を持つダニの一種であるツツガムシの幼虫に刺されることで感染する様です。

症状は、

  • 体全体のだるさ
  • 食欲がない
  • 頭痛
  • 寒気と高熱(数日間40℃になる)が出る
  • だんだんに発疹も出始める

などがあり、重症になってくると、肺炎や脳炎などの症状が現われます。

ライム病

ライム病は、本来菌を持っている野生のネズミや野鳥などに、マダニが寄生することで菌を持つ様になり(保菌動物になる)、そのマダニが「スピロヘータ=ライム病ボレリア」という細菌を、人間を含む動物全般に感染させて発症させる病気だということです。

症状は、

  • マダニに刺された部分が赤くなり始める
  • その後はインフルエンザに似た症状が出る(高熱、筋肉や関節痛、頭痛、寒気、だるさなど)

さらに進むと、病原菌が体全部に行き渡ることで、皮膚の異常や脳に関わる異常、心臓の異常や目の異常などが現われる様です。

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回帰熱

マダニ媒介性の回帰熱は、ライム病と両方に感染している場合が多い様です。

潜伏期間は、おおむね12~16日(平均15日)。

症状は、

  • 風邪を引いたかの様な高熱、頭痛、寒気
  • 筋肉と関節の痛み
  • 体がだるいなどの症状

が現われ、症状が進むにつれて、脳に関する異常や、呼吸に関する異常、血が出やすくなるなども現われる様です。

まとめ

ダニは、ごく小さい生き物なので、なかなか見つけることができず、刺されたとしても、「大したことはないだろう」と高をくくっていると、命を脅かす事態になりかねない場合があることが分かりました。

特にマダニとツツガムシによる感染は、まさに命に関わる感染症を引き起こす可能性があることも分かり、怖くなりました。

また、潜伏期間が短いと手遅れになることもあるのかと思うと、ゾッとします。

まずは、マダニに出会う可能性がある場所へは、なるべく近付かない、または、肌を出さない服装などに気を配るなど、自己防衛も大切だと思いました。

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