ダニが原因で喘息を発症することは、少なくない様です。

今、ダニアレルギーに対する治療法が研究されている様で、治験(臨床試験)も行われているということです。

今、最も注目を集めている治験は、「ダニアレルギーの舌下免疫療法」というものの様です。

「ダニが原因の喘息に対する治験、舌下について」調べます。

ダニ 舌下 治療 喘息

治験(臨床試験)とは

新しい薬を世に出す(発売する)ためには、その成分に対して、どの様な結果(症状)が出るのかを確かめる必要があるそうです。

そのために、動物での適切な試験が行われます。

そして、その結果が、「人間に対して行なっても良い」と判断されると、いよいよ人間の体で臨床試験が行われるそうです。

これを一般的に、「治験」と呼ぶ様です。

どんな人が治験者なの?

治験の協力者(治験者)は、公募によって決められ、治験者の体の状態を十分確認した上で、お願いする様です。

  • 厚生労働省が基準を決めている
  • 治験に関わる医師と患者が理解し合っている
  • 治験に臨む患者の決定を尊重する
  • 患者の人権は守られる
  • 患者のプライバシーは守られる
  • 患者の安全は守られる

治験の進め方

治験の進め方には、3段階あり、それぞれを「第1段階=第1相(フェーズ1)」、「第2段階=第2相(フェーズ2)」、「第3段階=第3相(フェーズ3)」と呼ぶ様です。

第3段階まで行った時に、「人間に対する安全が確認」されれば、いよいよ、新薬としての製造と販売の許可が厚生労働省から得られる仕組みになっているそうです。

第1段階=第1相(フェーズ1)

健康な成人で構成された少人数に、臨床試験が可能となった薬を服用してもらい、体の中で分解され、吸収されて外に出るまでを確認する試験の様です。

第2段階=第2相(フェーズ2)

健康な成人で構成された、どちらかといえば少ない人数に、第1段階を合格した薬の効き具合や安全かどうかをさらに確認したり、薬を服用する際の量を決めるのに必要な試験の様です。

第3段階=第3相(フェーズ3)

健康な成人で構成されたたくさんの人に、薬の効き目と安全かどうかの統計を取るための試験の様です。

舌下免疫療法とは

舌下免疫療法とは、「舌の下にアレルゲンを入れて、決められた量と決められた期間、アレルゲンに体を慣していく治療方法」だということです。

アレルゲンに対して身体に異常が現われた場合、それを「アレルギー反応」というそうですが、そのアレルギー反応を少しでも減らす目的で開発された治療法で、近年、注目を浴びているということです。

「体の中にアレルゲンを入れて、体を慣していく(免疫を作る)治療方法」ということは、どこか「予防接種」に似ている気がします。

ダニアレルギーの舌下免疫療法

ダニアレルギーの舌下免疫療法のメリット

ダニに対する「舌下免疫療法」は、治療に、おおむね数年が必要とされている様ですが、人によっては、2~5週間の治療で良い場合もある様です。

また、薬を処方されれば自分で管理ができるので、来院の回数を減らせるメリットもある様です。

ダニアレルギーの舌下免疫療法に使われる薬

ダニアレルギーの舌下免疫療法は、「ミティキュア」という薬が使われ、2015年暮れに新発売された薬だそうです。

ダニアレルギーの舌下免疫療法の効果

ダニアレルゲンを少しずつ体の中に取り入れ、免疫を作る(体をダニアレルギーに慣していく)ことによって、ゆっくりですが、ダニの仕業による異常(症状)を緩和していく効果が期待できるということです。

ダニアレルギーの舌下免疫療法の副作用

ダニアレルギーの舌下免疫療法は、ダニアレルゲンを少しずつ体の中に取り入れ、免疫を作るのが目的の様ですが、「アレルゲンを体の中に入れること自体、アナフィラキシーショックを受ける恐れがある」という考え方もあり、その点は、心配されているそうです。

幸いにも、まだ日本国内でアナフィラキシーショックを受けるなどの発症例はないということです。

ダニアレルギーの舌下免疫療法と喘息

「ダニアレルギーである」と診断された人は、全部の喘息患者の半数にも上るといわれているそうです。

また、ダニアレルギーが、喘息を発症しやすくしたり、悪化させたりすることも、分かってきているということです。

喘息治療には、たいてい吸入するタイプのステロイドが使われ、大きな発作を未然に防ぐ、または出ない様にコントロールする方法が一般的の様です。

ですが、個人差がある様で、欧州の十数か所の病院では、どの喘息患者に対しても舌下免疫療法は有効だという結果もあるそうです。

日本国内では、治療数は少ないながらも舌下免疫療法を取り入れている病院や医院がある様ですが、副作用などを心配して、全体的には、慎重な姿勢を取っているということです。

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まとめ

時々耳にする「治験」という言葉でしたが、決して昔から言われている様な「実験」的なものではなく、「臨床試験」であることが分かりました。

また、治験があるからこそ、薬に対して信頼し、納得して服用できるとも思いました。

ダニアレルギーに対する治療法の1つに、「舌下免疫療法」というものがあり、海外では「体の中にダニに対する免疫を作るため、喘息にも効果があった」という結果があるそうですが、一方で「舌下免疫療法を行っても、実感できなかった(効果がなかった)」という結果もあり、「舌下免疫療法」が一般的な治療方法となるまでには、まだまだ時間がかかると感じました。

ですが、実現すれば、喘息患者の治療への希望につながると思います。

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